はじめに
「蜂の巣を取り除きたいけど、駆除と撤去って何が違うの?」「空の巣だけ除去してもらう場合も費用はかかる?」——蜂の巣に関する費用の疑問は、「駆除(蜂を殺す作業)」と「巣の撤去(巣を取り除く作業)」が混同されていることで生じるケースが多くあります。
この記事では、蜂の巣除去の値段の仕組み、場所別の料金目安、そして「空の巣だけ除去したい」場合の対応まで詳しく解説します。
「駆除」と「巣の撤去」は別の作業
まず押さえておきたいのが、蜂の巣に関する作業には2種類あるという点です。
駆除(蜂を退治する作業) 殺虫剤を使って巣にいる蜂を死滅させる作業です。巣が活動中(蜂がいる状態)に行います。
巣の撤去(巣を取り除く作業) 蜂がいなくなった(または駆除後の)巣を物理的に取り外す作業です。
多くの業者では「駆除+撤去」をセットで行いますが、業者によっては「駆除のみ(巣は自然に朽ちるため残置)」「撤去のみ(空き巣の除去)」に対応している場合もあります。依頼前にどこまでが料金に含まれるかを必ず確認しましょう。
場所別・巣の除去費用の目安
巣の除去費用は「蜂の種類」だけでなく「巣がある場所」によって大きく変わります。
| 場所 | 費用目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 軒下・ベランダ(開放空間) | 8,000円〜20,000円 | 最も標準的なケース |
| 2階以上の高所 | 15,000円〜30,000円 | はしご・高所作業費が加算 |
| 屋根裏(天井裏) | 20,000円〜50,000円 | 点検口からの作業または開口が必要 |
| 壁の中・床下 | 20,000円〜50,000円 | 開口・復旧工事が必要なケースも |
| 土の中(地中巣) | 15,000円〜40,000円 | 掘削・埋め戻し作業が必要 |
| 木の洞(うろ)の中 | 20,000円〜45,000円 | 薬剤注入と出口封鎖が必要 |
屋根裏・壁中・床下の巣は、開口工事や復旧作業が加わると金額が跳ね上がることがあります。事前に「開口が必要かどうか」「復旧は業者が行うか」を確認しておくことが重要です。
空の巣だけ除去してもらいたい場合
冬に蜂が死滅した後や、すでに蜂がいなくなった巣だけを取り除きたいという相談も多くあります。
空き巣の除去費用の目安:5,000円〜15,000円
通常の駆除より安くなるケースが多いですが、業者によって対応が異なります。「空き巣の除去は対応していない」業者もあるため、問い合わせ時に「蜂はいないが巣だけ取り除きたい」と明確に伝えてください。
なお、空き巣を放置すると翌年同じ場所に新しい女王蜂が営巣することがあります。外から見える位置にある巣は、においや巣の残骸が新しい蜂を引き寄せるため、早めに除去するのがおすすめです。
ミツバチの巣は除去費用が高くなりやすい
ミツバチの巣は他の蜂と異なり、巣の中に大量の蜜が蓄えられています。壁の中や屋根裏にミツバチが営巣した場合、巣を除去するだけでなく蜜の清掃・消毒が必要になり、費用が高くなります。
- ミツバチ(開放空間の巣):10,000円〜20,000円
- ミツバチ(壁中・屋根裏):30,000円〜80,000円以上
ミツバチの巣を放置すると、蜜が溶けて壁や天井を傷め、建材の腐食や二次被害につながります。コストが高くても早めに除去するほうが、長期的には費用を抑えることになります。
まとめ
蜂の巣除去の値段は、軒下の標準的なケースで8,000円〜20,000円、屋根裏・壁中・土中など特殊な場所では20,000円〜50,000円以上になることもあります。「駆除込みか」「撤去まで含むか」「復旧工事はどこまでか」を事前に確認し、総額で比較することが失敗しない業者選びのポイントです。
空き巣でも放置せず、早めの除去で翌年の営巣を防ぎましょう。
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