ミツバチの駆除方法|分蜂・蜂球への対処法と巣の撤去費用を解説

person removing a brown woooden artificial bee hive from a box 駆除費用・料金相場

はじめに

「庭木に突然大量の蜂が固まって怖い」「軒下にミツバチが巣を作っているけど、スズメバチと違って大丈夫?」——ミツバチはハチミツを作る益虫として知られ、スズメバチほど攻撃的ではありません。しかし放置すると巣が大型化して蜜が建材を傷めたり、壁の中で巣を作られると撤去費用が大幅に上がったりするため、早めの対処が肝心です。

この記事では、ミツバチの特徴・春に多い「分蜂(蜂球)」への対処法・巣の駆除方法と費用を詳しく解説します。

ミツバチの特徴と他の蜂との違い

ミツバチはスズメバチ・アシナガバチと比べると小型(体長1.5cm前後)で、全体的に丸みのある体型です。黄色と黒の縞模様ですが、スズメバチより色が薄く落ち着いた印象があります。

他の蜂との主な違い

項目ミツバチアシナガバチスズメバチ
攻撃性低い中程度高い
巣の形状板状・房状シャワーヘッド型マーブル球形
巣の場所木の洞・軒下・壁中軒下・庭木軒下・屋根裏・土中
放置リスク蜜による建材被害比較的低い刺傷・大型化
駆除費用中〜高(蜜清掃が必要)低〜中中〜高

ミツバチは刺激しなければ刺してくることは少ないですが、巣を脅かされると集団で攻撃してくることがあります。また、刺すと針が皮膚に残って死んでしまう(一刺し死)という特性があり、これが攻撃を抑制している要因のひとつです。

春に多い「分蜂(蜂球)」とは

毎年4〜6月頃、ミツバチの群れが巣から離れて新しい営巣場所を探すために大移動する「分蜂(ぶんぽう)」が起きます。この際、数千〜数万匹のミツバチが木の枝や軒先などに密集して丸い塊(蜂球)を作ることがあります。

蜂球を見つけたときの対処法

  • 近づかない・触らない・水をかけない
  • 基本的に数時間〜2〜3日で自然に移動する
  • 移動せずに長期間(3日以上)居座る場合は、近くに営巣した可能性があるため業者に相談する
  • 養蜂家に引き取ってもらえるケースもあるため、地域の養蜂組合に問い合わせてみるのも選択肢

蜂球は見た目が非常に怖いですが、この状態のミツバチは新居を探すことに集中しており、攻撃性が最も低いタイミングです。刺激さえしなければ安全です。

ミツバチの巣の駆除方法

自力での対処が難しい理由

ミツバチの巣は、スズメバチやアシナガバチと異なり以下の理由から自力駆除が困難です。

  • 巣の中に大量の蜜とハチミツが蓄えられており、巣を除去した後の蜜の清掃が必須
  • 壁の中・屋根裏など閉所に営巣することが多く、開口作業が必要になるケースがある
  • 殺虫剤で死滅させるだけでは不十分で、蜜が残ると二次被害(腐敗・他の虫の誘引)が起きる
  • 養蜂家への引き渡し(生きたままの移動)という選択肢もあり、対処方法が複数ある

業者・養蜂家への相談の流れ

  1. ミツバチの巣の場所・大きさ・アクセス方法を確認する
  2. 駆除業者と養蜂家の両方に問い合わせる(養蜂家は無料〜少額で引き取るケースがある)
  3. 巣の除去だけでなく蜜の清掃・消毒・再発防止処理まで対応できるか確認する

業者に依頼する場合の費用目安

状況費用相場
軒下・開放空間の巣10,000円〜20,000円
木の洞(うろ)の中20,000円〜40,000円
壁の中・屋根裏(開口作業あり)30,000円〜80,000円以上
分蜂群(蜂球)の撤去8,000円〜20,000円

壁の中や屋根裏に営巣したミツバチの巣は、蜜の清掃・消毒・壁の補修まで含めると高額になることがあります。放置すると蜜が壁・天井に染み出して建材が腐食するため、早期発見・早期対処が費用を最小限に抑えるポイントです。

まとめ

ミツバチは攻撃性が低い一方で、巣の撤去には蜜の清掃が伴うため駆除費用が高くなりやすい蜂です。春の分蜂・蜂球は数日で自然移動することが多く、刺激しなければ安全です。壁の中や屋根裏への営巣は建材被害につながるため、早めに業者へ相談することをおすすめします。

養蜂家への引き渡しで費用を抑えられるケースもあるため、まずは複数の選択肢を確認してみてください。

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